あずまんの欺瞞(追記あり)

タイトルはもっとシンプルに「あずまんの」でよかったかもしれません。

prettycure 2013/05/14 00:54
しかし、ポストモダンからどうしてそういう帰結になるのか、というのがよく分からないところで、東さんの理論と東さんの批評との差を本人側も読者側もどうやって埋めてるのかというのが……
(http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20130513/p1#c1368460496)

上記コメントをうけて。結論から言うともはや「ポモ」なんて関係なくなってますね。

これは一見したところポモっぽいように見えますが、「専門家でもないしよくわからん」というのは別にポモ関係ないですからね。で、「これは調べれば調べるほど込み入っている問題」なんてえらそうに評してますが、こいつは「調べれば調べるほど」どころか基礎文献すら読んだことがないですよ。「慰安所」制度を日本軍および日本政府が主導していたことなんて、ちょっと調べれば簡単に「断言」できるようになりますから。
この間、彼がツイートで連発した「事実」なるものは、仮にも「ポストモダン」に棹さすつもりでいる人間なら到底口にできないようなことばかりです。


追記
もう一つ、あずまんがつぶやいている弁明「らしきもの」について触れておきます。

前述したように「民間が勝手にやったという認識」そのものがデタラメであり、例えば「○○氏はアジア・太平洋戦争は日本の勝利に終わったという認識のうえで、△△と言ったのだと僕は考えており、その主張そのものは別に間違っていないし」と置き換えてみればその空疎さが明白になろうというものです。しかしここでは56億7千万歩譲ってそこには目を瞑るとしましょう。
彼自身の弁明によれば彼は「慰安婦」問題について「不可知論」敵な立場をとっているとのことです。とすれば「民間が勝手にやったという認識」の当否については完全にオープンな立場をとるのでなければならない。しかし彼が本当にそういう立場に立脚して発言を始めたのでないことは明白です。他人から突っ込まれて初めて、しぶしぶ「もし慰安婦制度が日本政府の関与によるものだとしたら、むろんNG」などと(おざなりに)つけ加えているにすぎないからです。