「終わりなき被爆との闘い〜被爆者と医師の68年〜」

去る2日、原爆症の認定を却下した国の処分取り消しなどを求めた集団訴訟の判決が大阪地裁で下り、原爆症認定については原告勝訴となりました。

その一方、今現在も被爆の影響による発病がみられるとのことです。

被爆から68年、被爆者の間で原爆放射線によって起きる新たな病気が増えている。あの一瞬に体内に残された放射線の傷。それが、いわば時限爆弾が爆発するように次々と発病することが分かってきた。被爆直後の急性障害、10年後にピークを迎えた白血病、そして「第2の白血病」。被爆者の命を救おうと、広島・長崎の医師たちは、メカニズムの解明を進め、治療法を見いだしてきた。終わりなき被爆との、被爆者と医師の闘いを追う。