だから(以下略)

日本側がシベリア抑留に関する文書を登録させていたことを先日のエントリでも指摘しておきましたが、ほとんど完璧なタイミングでロシアが口を出してきましたね。「歴史戦」の文字も勇ましい産経新聞の記事より。
http://www.sankei.com/world/news/151015/wor1510150035-n1.html
まあロシアが本気で「登録撤回」を目指しているのかわかりませんが、自国の負の歴史に蓋をする試みをこれほどまでに非難しにくいかたちで行うことは、そう滅多に可能なわけではないでしょう。


なお、中国の申請書を見ると、このブログでも何度か言及してきた吉林省公文書館(档案館)がノミネーターの一つとしてあげられていました。関東軍が隠滅しそこなった資料を保有しているところですね。