まだ言うか…

イラク戦争の正当性強調 米副大統領と国務長官


 チェイニー米副大統領とライス国務長官は10日、中枢同時テロから5年を前に米テレビの政治討論番組に相次いで出演し、ブッシュ政権が主導してきた対テロ戦で「米国はより安全になった」と強調、旧フセイン政権の打倒で「世界はずっと良くなった」と述べ、イラク戦争を正当化した。

 上院情報特別委員会が、ブッシュ政権が主張してきた旧フセイン政権と国際テロ組織アルカイダの結び付きを否定したことへの反論。

 ライス長官は「(両者の)関係はあった」と明言し、イラク聖戦アルカイダ組織の指導者ザルカウィ容疑者(6月に殺害)と旧政権との関係に今なお言及するブッシュ大統領を間接的に擁護した。
(後略)
http://www.sankei.co.jp/news/060911/kok007.htm

何十年かたって当時の公文書が公開されれば、「ブッシュはでっちあげの理由でイラクを攻撃した」という現在固まりつつある見方が正しかったのかどうか、最終的な決着がつくことになる。そのときにもまた「現在の価値観で過去を裁くな」とブッシュらを擁護する人々が現われるのだろうか。