メモ

OSのアップデートはおおむね順調にいったものの、RSSリーダーとブラウザの具合がいま一つで、他ブログのチェックを怠りがちな今日この頃ですが、気がついた範囲で重要と思われるものを。


前者はいまや文科省お墨付き(笑)の現代史家、林博史氏の文科省批判。

 検定意見では、「集団自決しろという命令は出されていない」から書き換えろ、ということになっていますね。でも、教科書の記述は、日本軍によって「集団自決を強いられた」とか、「集団自決に追いやられた」というものであって、「軍命令に従って」なんていうことは、最初からどこにもないんです。


 たとえば、座間味島での集団自決において、部隊長が「自決しろ」という命令を出していないと自ら主張しているようなことは、少なくとも20年以上前にはもうわかっていた。沖縄戦の研究者は、その上で研究を続けているんですね。「自決しろ」という命令がなかったからといって、強制があったということを否定する理由にはならないからです。

後者は東京地裁に「学問研究の成果に値しない」と酷評されて以降の東中野センセの発言…ということでそれぞれ要注目。