64年前の虐殺に対して賠償命令

壊れる前に…」さん経由で。

他の報道*1も参照すると、オランダ政府は60年代の終わりには事件について公式な調査をしていたようですが、「遺憾の意」を表明したのは2005年になってからのことだったようです。
今回の判決で興味深いのは、次の部分です(強要は引用者)。

In a landmark ruling Wednesday, a Dutch court said it was "unreasonable" for its government to argue the statute of limitations had expired for the 1947 massacre that left an estimated 150 to 430 men from Rawagedeh village dead.

2008年には除斥期間を盾に訴えを退ける決定が出ていたという報道もありますので、今回の判決はそれに先立つ決定を覆してのもの、ということになります。
なお150人という犠牲者数推定はオランダ側の調査によるもの、430人という推定はインドネシア側の主張です。