史実究明の貢献者、「百人斬り」を語る

(……)昭和12年の南京攻略戦について報道された旧日本軍の「百人斬り」については「なかったと思っている」と指摘。(……)

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稲田弁護士が原告代理人を務めた裁判における高裁判決(原告全面敗訴、のち最高裁で確定)。

(……)両少尉が、南京攻略戦において軍務に服する過程で、当時としては、「百人斬り競争」として新聞報道されることに違和感を持たない競争をした事実自体を否定することはできず、本件日日記事の「百人斬り競争」を新聞記者の創作記事であり、全くの虚偽であると認めることはできないというべきである。