中川政調会長、アメリカの原爆投下を「犯罪」と批判

Kyodo Newsより

自民党中川昭一政調会長は17日夕、長崎市内で講演し、第2次世界大戦で米国が長崎に原爆を投下したことについて「ああいうものを撃ち込むという米国の判断は本当に人道的にも許すことができない。原爆投下は犯罪だ」と述べた。
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明日になったら「酒のうえでの放言」ってことになってしまわないか心配だが…。「原爆をドイツではなく日本に投下したのは人種差別のためだ」という主張を秦郁彦は否定していたが、なるほど原爆完成とドイツの降伏の前後関係、またもともとナチスの原爆開発に対抗してマンハッタン計画が始まったという経緯などを考えても、「ドイツに対して使うつもりはなかったが日本にはためらわずに使った」という推論は成り立つまい。だからと言って、もちろん原爆の使用が正当化できるわけではない。