"enhanced interrogation techniques"

パネッタCIA長官がテレビでのインタビューにおいて、ビン・ラーディンの所在を突き止める過程で「水責め waterboarding」を用いていたことを明らかにしたことで、ブッシュ政権の関係者がドヤ顔をしているとのこと。
しかしある意味では、「水責め」が用いられていたこと以上に、CIA長官があっさりその事実を認めたことの方が重大かもしれない。そのことによってオバマ政権の得点に大きなケチがつくことは(少なくともアメリカ国内においては)ない、と認識しているのであろうから。
「水責め」が「拷問」ではなく "enhanced interrogation techniques" なら、冤罪で有罪とされたことになる戦犯が日本だけでも何人もいるだろう。