コメントより

# bat99 『 自分のブログの方でも書いたのですが、実際に日本で東京裁判のおかげで得をした勢力というのはあると思うのですよ。さらに言えばその勢力の流れを汲んでいるのが今の政治の中枢に陣取っている人間ではないかと。
 そのことを考えると現在の与党連中が本気で東京裁判に対する見直しを国際的にも明言するとは思えないんですよ。アメリカが不快感を匂わせただけであっさりと前言を翻すんじゃないかと。』 (2006/09/10 01:38)

東京裁判における被告の選定は木戸幸一日記、田中隆吉の証言などに大きく影響を受けており、一種の日米合作である。日本側の最大の目的は「天皇の訴追」阻止であり、それは無事達成された。

# ja2047 『>事後法という批判が出るのを承知で敢えて「裁判」という形式をとったことをどう評価するか。

東京裁判を話題にすると「罪刑法定主義」や「法治主義の大原則」にこだわり、「勝てば官軍思想」を非難する人が、南京事件の捕虜・敗残兵殺害問題では、やたら「慣習法」「不文律」「軍事的必要」の信者になるのが面白いところです (^^;』 (2006/09/10 07:22)

南京攻略戦の「勝者」日本軍は、法的手続き抜きに*1敗残兵(及び敗残兵と誤認された民間人)を処刑した。「戦争中だからいいんだ」と言いますか? しかしあれは「事変」であって「戦争」じゃないんでしょう? 東京裁判は戦争が法的に終了する前の裁判ですが。

*1:「面構えが怪しい」という理由で便衣兵認定したケースすらある。