2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

あいかわらず『WiLL』がひどい

『WiLL』がひどい、というのはおよそニュースバリューのない事実なので最近はろくにチェックもしていませんでしたが、たまたま3月号の表紙をみたら相変わらずでした。 http://web-wac.co.jp/magazine/will/201203_w 目次をみて気づいたのですが、2月号から「…

そもそも「戦後レジーム」なんてなかったんだよ

ネトウヨの相手をしていてとりあげそびれていた一週間前の記事。 asahi.com 2012年1月21日 「靖国戦犯合祀、国が主導 地方の神社から先行」(魚拓) 一昨年には大阪高裁が政府の合祀への関与について「違憲」とする判決を下しており、同じ年には当時の原口総…

このままじゃ m-matsuoka さんが「差別主義者」になっちゃうよ!

id:m-matsuoka さんによれば「結局のところ、先に結論を決めてそれに合った資料を集めて喜ぶ連中は差別主義者ということ」なんだそうですが、彼は「先に結論を決めてそれに合った資料を集め」たうえで「軍が募集しなければ売春婦は兵士のいるところに自分勝…

ザ・ファクツ

いや〜逃げちゃいましたね。それまでの執拗さ(なにしろ「満十六才ヨリ」という条項が違法であることを認めるまでに6日も粘ったわけだから)を考えるとびっくりするほどの逃げ足の速さです。「最後通告」だ! と脅かして「従軍慰安婦とは何が問題で何を論点…

なんならあんたたちが代わりを務める?

id:m-matsuoka id:enderuku id:braverobo せっかくこちらが本気モードに入ったところで逃げられちゃってさぁ。いまなら相手してやる気満々だから、ブクマでごにょごにょ言ってないで、「通りすがりの人」a.k.a.「通りすがりに人」a.k.a.「取りすがりの人」の…

放送予定:「勇気ある証言者〜ボスニア〜」

2012年 1月26日 木曜(水曜深夜) BS1 午前0:00〜午前0:50(50分) BS世界のドキュメンタリー 女たちの戦争と平和「勇気ある証言者〜ボスニア〜」

「上海派遣軍慰安所酌婦契約条件」が人身売買契約であることについて

「通りすがりの人」a.k.a.(以下略)にはまだ早い話ですが、いずれ必要になるかもしれない(あまり期待はできないですが)のでメモとして。 彼が持ち出してきた「上海派遣軍慰安所酌婦契約条件」は次のような内容です。 一、前借金 五百円ヨリ千円迄 但シ、…

死霊の裸踊り

法華狼さんのところでの「通りすがりの人」a.k.a.「通りすがりに人」a.k.a.「取りすがりの人」について、これまでのまとめ。 ここのブログ主がソースとしたこの京大の永井って人、資料のタイトルだけで詳細を載せていないものがかなりあるんだけど、なぜ詳細…

延長戦予定地

こちらのコメント欄がオーバーフローする可能性が出てきましたので、ブログ主である法華狼さんのご同意を得てここに延長戦のための場を設けました。

コピペ戦士、hunter

昨年の11月に「歴史修正主義と「欠如モデル」」というエントリを書いたのですが、そこでの私の主張を裏付けてくれる逸材が立て続けに現れました。一人は現在こちらのコメント欄で奮闘中。元「慰安婦」の証言の揺れをあげつらう一方で、自分自身は「米下院決…

公娼制は当時の日本では「当たり前」だったか?

法華狼さんの従軍「慰安婦」問題関連エントリのコメント欄に、残念な人権意識の方が登場していることはご存知の方も多いと思います。例によって「当時、公娼制は合法だった」云々という論法です。しかし早くも1893年に群馬県が公娼制を廃止*1したのを嚆矢と…

「初めて人を殺す」

大島軍曹は即座に上官の「鶴の一声」に従い、 「では、列の最後尾にいる者から順番に刺突することにする。最後尾にいる者は前へ出ろ」 と怒鳴った。しかし、誰も前に出る者はいない。私たちの間にざわめきが起こった。列にビリにいるのは馬場二等兵にきまっ…

クリスチャン・ベイルへの暴行事件の報道からわかること

南京事件を題材にしたチャン・イーモウの映画 The Flowers of War に主演したクリスチャン・ベイルが映画のプロモーションのため訪問した中国で人権活動家と面会しようとした際、治安要員に殴られるという事件が起きています。 CNN.jp, 2012.01.02 Mon, 「「…

『ザ・パシフィック』

スティーヴン・スピルバーグやトム・ハンクスらが製作総指揮にあたった2010年のテレビシリーズ、『ザ・パシフィック』全10エピソードのうち、三が日で第8話まで観た。戦局で言えばガダルカナルから硫黄島まで。 このシリーズで描かれる戦場のうちペリリュー…