南京事件
11月19日づけのエントリで告知いたしましたトークセッション(11月25日)に出席してきました。 パネリストはジャーナリズム畑の人々ばかりですので、従軍「慰安婦」問題や南京事件などをまともに扱おうとしないマスメディアの体質などが話題となり、なかなか…
写真展&トークセッション「七十五年の記憶 〜幸存者の肖像」(チラシPDF) すでに昨日始まってしまっておりますが、神戸で南京事件の生存者の写真展が開催されます。期間は18日から25日まで。 「橋下市長! 日本軍「慰安婦」問題の真実はこれですPart.2」 コ…
msn産経ニュース 2012.10.3 「存在しなかった南京虐殺」 あれこれコメントするよりも、次の一文と並べるのがなによりの批判になるでしょう。 TheLibertyWeb 2012.09.24 「南京大虐殺、従軍慰安婦をめぐる論争に終止符を打つ衝撃レポート」
Apple のネットワークサービスが iCloud になったことにともない消滅した旧本館にアップした記事(06年7月23日)を、一部手直しして再掲。日韓の(日中の)対立を韓国の(中国の)歴史教育に帰責しようとする発想についての議論を TL上で見かけたので。今な…
Business Media 誠 2012年08月07日 「なぜアメリカは「原爆投下は正しい」と言い張るのか 」 筆者は以前にも同じサイトにゲスい記事を書いていたライター。 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1203/27/news006.html http://bizmakoto.jp/makoto/articles/…
MSN産経ニュース 2012.7.1 南京事件、教科書にさえ「30万人は誇大」 近年の学説検証、勢い増す「否定派」と「中間派」 問題の山川の「日本史A」がトータルでどのような記述になっているのかわかりませんので立ち入ったコメントはしません。教科書というの…
相変わらずネットではちょくちょく「人口20万のところで30万人殺せるはずがない」論法を読まされるわけですが、国際安全区に集まった難民の数についての委員会の推定を信頼する限り(もちろん否定派はそういう前提に立っているはずです)、「人口20万」説が…
橋下・大阪市長が「歴史認識では村山談話支持&強制連行あった派。左翼のお仲間」だと言い出す不思議な人がいたので本館の方で、その程度のことなら「第90代内閣総理大臣・安倍晋三センセイについても言えること」と指摘したのですが(左翼というのは、戦争…
今年の1月に行なわれた日教組の教研集会で発表された授業実践が右派の攻撃にあった(その一例)ことは記憶に新しいところですが、4月28日の朝日新聞が「「みる・きく・はなす」はいま 25年の轍:1 加害、教えると「反日」」と題する記事でこの件をとりあ…
1999年に柏書房から刊行された『 南京大虐殺否定論 13のウソ』(南京事件調査研究会編著)が、先日 "KASHIWA CLASSICS" の一冊として再発売になりました。 http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?isbn=978-4-7601-4094-7 定価が上がってしまっ…
id:abu1500 id:hihi01 id:tiro2010kina とりあえず日本語で公刊されているものだけをリストアップ。 洞富雄編、『日中戦争南京大残虐事件資料集 第1巻 極東国際軍事裁判関係資料編』(青木書店) 洞富雄編、『日中戦争南京大残虐事件資料集 第2巻 英文資料編…
『WiLL』の昨年4月号に掲載された鈴木史朗の「南京大虐殺は真実ではないと思う理由」。一読しておよそ批判にも値しないシロモノだとわかるので放っておいたのだが、昨晩これを「捏造不可能な証拠」だと称して持ち出してきた人がいるので、この際片付けておく…
河村たかし・名古屋市長が南京事件否定論を展開する際に「目撃者がほとんどいない。(これが)かなり決定的」と述べたことはすでに報道された通りですが、ここには1つの嘘と2つのゴマカシが含まれています。まずは目撃証言以外の証拠によって裏付けられてい…
「水間条項の妄言ウオッチ」さん経由で。 超拡散《南京関連本の見極め方》 水間政憲氏といえば、私は旧軍が中国各地に遺棄した毒ガスについてヨタ記事を書いた人として記憶しているのですが、実は「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」、南京問題小委員…
数日前にブクマをつけていた「「たかじんのそこまで言って委員会」の南京事件検証動画が秀逸すぎる。 | ねとうよ速報」の件。敗訴確定以来引き合いに出されることもめっきり減った―― CiNii の論文検索でヒットするのも2008年10月号の『WiLL』に掲載されたも…
河村たかしが南京事件否定論者であることについては当ブログで繰り返しとりあげてきたため、先週彼の口から発せられた与太についても驚かなかった(発言した機会についてはさすがに少し驚いたものの)のだが、その後一週間のマスコミ及びネットでの反響によ…
もう5年以上前に書いたエントリからの再掲です。南京攻略戦闘時に海軍パイロットとして空爆に参加し、戦後は航空自衛隊の空将にまでなるとともに保守派(ないし右派)の戦史記者でもあった奥宮正武氏には、『私の見た南京事件』(PHP)という著書があります…
17日の「本質主義者、涙目」というエントリのコメント欄で大活躍の ana氏ですが、昨日帰宅した時にはすでに他のみなさんから多数のコメントがついていましたので、私の方はすっかり手を抜かせていたただきました。彼が脳内で勝利宣言しようが痛くも痒くもな…
すでにコメント欄でもご指摘いただいていますが、よりにもよって南京市と姉妹都市である名古屋市の市長である河村たかしがまたもや「恩を仇で返す」メソッドを発動しました。 CHUNICHI WEB 2012年2月20日 「南京事件なかった」 河村市長、日中討論会提案 名…
お金を出した人々から「つくるつくる詐欺だ」というこれがあがらないのが不思議なほど公開が遅れている映画『南京の真実』第2部ですが、スタッフブログによればいちおう「今年夏頃の公開を目指し、編集作業を進めております」とのことです。ところで先ほど調…
id:kurakimo さんのはてなハイクから idコールをいただいて知った件。テレビ東京系の BSジャパンに「池上彰の20世紀を見にいく」という番組があり、本放送時には第31回で南京事件をとりあげていたのに、再放送時にはオミットされている、とのことです。た…
南京事件を題材にしたチャン・イーモウの映画 The Flowers of War に主演したクリスチャン・ベイルが映画のプロモーションのため訪問した中国で人権活動家と面会しようとした際、治安要員に殴られるという事件が起きています。 CNN.jp, 2012.01.02 Mon, 「「…
昨日、今日は野田首相の訪中が予定されていたのですが、およそ一週間前の7日に延期されることが発表されました。 (……) 野田総理大臣は、来週12日と13日の2日間、就任後初めて中国を訪れ、胡錦涛国家主席らと会談する方向で調整していましたが、中国側…
最近は文春新書の新刊のチェックなども怠りがちだったのですが、情報提供をいただいて7月にはこんな駄本が出ていたことを知りました。 早坂隆、『松井石根と南京事件の真実』 古本屋で見かけたら購入するつもりです。立ち読みしてみるまでもなく帯の「昭和史…
先日、江蘇省社会科学院歴史研究所が全78巻に及ぶ南京大殺資料集を完結させたという記事が Chosun Online (朝鮮日報)に「「南京で最低30万人殺害」 日本の機密公電収録(上)」「「南京で最低30万人殺害」 日本の機密公電収録(下)」というタイトルで掲載…
先日言及した西日本新聞の記事には「戦争中の不法殺害(虐殺)の定義には諸説あり」という一節があって、「虐殺=不法殺害」(ないし「虐殺⊆不法殺害」)ということが前提とされている。南京事件を巡る議論の原点に東京裁判があることを考えると「合法か不法…
年末年始にどんな特番が放映されるかを調べていて「ヒストリーチャンネル THE HISTORY CHANNEL JAPAN」のサイトにアクセスしたのだが、トップページに "THIS DAY IN HISTORY" というコンテンツへのリンクがある。「○○年のこの日、こんなことが起こりました」…
コメント欄でkiriko_mさんからNHKのローカルニュースで報じられたことをご教示いただきましたが、西日本新聞でも報じられておりました。 西日本新聞 2010年12月8日 「南京事件の従軍手帳入手 熊本大教授ら」(魚拓) 1937年の日中戦争で旧日本軍が関わっ…
「南京事件FAQ」の「毛沢東も事件を知っていた」の項では、『新中華報』が南京での虐殺や性暴力を最初に伝えたのは1938年6月30日の第443期であるようだとされていますが、higeta さんがそれより4ヶ月ほど早い38年2月25日の第420期に載った報道を紹介されてい…
先日、東京裁判の判決文から南京事件に関する事実認定の一部を引用したが、それに関連して和訳に疑問のある箇所があるのでメモ。 城外の人々は、城内のものよりもややましであつた。南京から二百中國里(約六十六マイル)以内のすべての部落は、だいたい同じ…